特別支援学級で学年末に保護者面談を実施し次年度の方向性を確認する

春休みですね。

学校の先生にとっては、学年末の事務処理があり、同時に次年度の準備があり、とても忙しい時期です。

さて、私が勤務する学校では、1学期と2学期には保護者を交えた三者面談があるのですが、3学期はありません。

特別支援学級では、春休みのこの時期に、保護者を交えた面談を実施する必要があると、私は考えています。

私はこの時期の面談を、特別支援学級を担当以来、継続して行っています。

この時期の面談の内容は、大きく2つです。

ひとつは、今年度の「個別の指導計画」を振り返り、次年度の方向性や長期目標について話し合うこと。

もうひとつは、次年度の交流授業や学校行事への交流などについて話し合うことです。

言い遅れましたが、4月から入学する新入生についても、面談を実施します。

3学期中に小学校を訪問し授業を実際に見せていただき、小学校の先生からも引き継ぎを受けていますが、保護者の方から話を聞く機会は重要だと思います。

内容について少し考えましょう。

「個別の指導計画」は、年間を通じて、保護者と一緒に計画を立て、評価を確認するようにしています。1、2学期末の学校が設定している面談で、このことについて話し合います。が、3学期は、学校としては、面談を設定していません。

春休みだと1年間を振り返り、次年度のことも話し合えるので、この時期は、適した時期と言うことができると思います。

次年度の交流等についての話し合いですが、学年の切り替えの時期は、交流を始めたり、やめたりするのに、きりがいいところです。

交流がうまくその子の成長にあった場合、学年進行に従って、交流を増やすことがあるかもしれません。

逆に、情緒的な問題や、発達の度合いが交流授業と合わなくなった時など、交流を見直す必要がある場合も、多くあると思います。

だから、この時期きちんと確認する必要があるのです。

あと、新入生ですが、入学前に保護者や本人の気持ちを確認しておくことは、重要だと思います。

入学してから、交流を増やしたいなどと言われても、すぐには対応しづらいこともあるように思います。

また、学校と保護者との連携という意味でも、入学前に関係を作っておくことは、必要なことだと思います。

さて、余談ですが、今年は新入生が多く、春休み中の多くの時間を面談に費やしてしまいました。

おかげで、ほかの仕事が進まず、

土曜日の今日も出勤し、次年度の準備をする羽目になりました。

働き方改革が言われる最中、望ましいことではありませんね。

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